先日放送された「NHKスペシャル『発達障害』」を見て、障害児の家族として感じたことを書きました。「知ろう・わかろう」という思いのPowerは人の心に響きます。

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こんにちは
カウンセリングサービスの那賀まきです。
いつもご覧いただきありがとうございます。

先日、NHKスペシャルで「発達障害」を特集していましたね。


当事者からの話や当事者の見ている世界の再現などもあり、一緒に見ていた発達障害のある息子が「オレもこれわかる~」というシーンもありました。

番組で取り上げている内容だけでなく、出演者や司会者の熱い思いが伝わってくる番組だなぁと思い、ちょっぴり胸が熱くなりました。

どうして、
胸が熱くなったか?というと・・・。
昔、昔、子どもの頃に感じていた思いを思い出したからなんです。

「わたしたちのこと、わかってほしい」
「わたしたちのこと、知ってほしい」
そう思っていた子どもの頃のわたしへの答えのように感じたんですね。

番組の冒頭部分から番組全体を通して
司会者のお二人(有働アナ・井ノ原さん)の
「知ろう・わかろう」という姿勢。

その姿勢に心が反応して涙が出ました。
ずっと、ずっと、そんな存在を求めていたからです。

だからこそ
この番組を作ってくださった方々の思いを本当に「ありがたい」と感じました。

※この番組を含む「NHK発達プロジェクト」のHPは>>>こちら

この番組を通して
私自身が感じた事、思い出したことを今日はつづります。

☆★☆★☆★☆★

知的障害を持つ妹と一緒に育つなか
妹の「困った」行動に振り回されることは少なくありませんでした。

目が覚めてから、寝るまで
ずっとしゃべり続ける妹。
わたしが宿題をしていようと、
家の手伝いをしていようと、
こちらの「忙しさ」や「余裕のなさ」とは無関係に
一方的に話しかけてきては、答えさせようとする・・

「ちょっと黙って」
というと
ほんとに「ちょっと」黙るだげで
おしゃべりを再開。

時計の針も読めませんから、
時計にしるしをつけて
「ここに、黒い針がくるまで、おねえちゃんの部屋に入らないで!」」
と伝えたりもしました。
(とはいえ、妹の我慢の限界は10分くらいでしたが・・)

正直な話
逃げ出したい!と感じたこともありますし
自由になりたい!と思うこともありました。


だからと言って
妹のことが嫌いか?と言われると
やっぱり大切だし、嫌いじゃなかったんですけどね。

そんな生活の中で、一番悲しくて、つらかったこと。
そして、たぶん一番傷ついたことは・・。

「社会の無理解」

もっといえば

「社会の無関心」
だったなぁと思うのです。

文字を覚えるのも
計算をするのも
人の何倍も努力して、がんばっていても
うまくできない妹。

その「がんばり」は外からは見えないから
「できない部分」をバカにされたり、
「もっとがんばれ!」と言われたり・・。

妹はがんばっているのに・・
できないのは妹が悪いからじゃないのに・・

そんな気持ちと

こんな子もいるんだとわかってほしい
こんな子たちがいるって、ちゃんと知っていてほしい
もっと優しい目を向けてほしい
もっと興味を持ってほしい

そんな気持ち・・・。

わたしもまだまだ子どもで、
大人に対しても
社会に対して無力だった頃。

願っていたのは
「私たちはここにいます!」
「私たちのことをわかってください!」

という思いだったのです。

時間とともに、
「あきらめ」という言葉の向こうに閉じ込めてしまった「思い」をこの番組を見て思い出しました。

こういった番組が作られるということ自体
子どもの頃のわたしから見れば「奇跡」のようなこと。

テレビという媒体で、堂々と「知ろう・わかろう」と言う人がでてくるなんて!!
そんなことが起こるなんて、想像もできなかったんですもの。

わかろうと思ってくれる人
知ろうと思ってくれる人
その存在があるだけで、心があったかくなる。


「関心を向ける」「関心を持つ」ということは、
おおげさかもしれませんが
「愛」だと思うのです。

時間の流れとともに
少しずつですが、
「困っている人」のことを知ろう
みんなが暮らしやすい世の中にしよう
という思いが膨らんで、形になってきている・・

わたしは、そんなふうに感じています。

とはいえ
子どもの頃のわたしのように
「取り残され感」「見捨てられ感」を感じる方もいらっしゃるかと思います。

障害や病気を持った家族から
逃げたい
解放されたい

そんな思いを持ったことを「悪いこと」のように感じていらっしゃる方もいるかもしれません。

そんな思いを抱えているのが苦しくなったら
その思いを話してくださいませんか?

あなたの心の重荷をわたしに預けてくださいませんか?
075037


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6/11(日)スペシャルワークショップデー 
20170611OsakaSPWS

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『制限を超える~ココロの”リミッター”の外し方~』  
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『人生のシナリオを描く~私は素晴らしい~』

18:30-20:30(3)那賀まき
『簡単!ラクチン!すぐできる!<幸せになる「心のブレーキのはずし方」>』


日時:2017年6月11日(日)
会場江坂・パークサイドホテル2F
交通:地下鉄御堂筋線・江坂駅1番出口すぐ
料金:3,240円


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