「お兄ちゃんが欲しかった」と感じると、「お兄ちゃんだったらこう生きるだろう」と理想の男性のような生き方をすることがあります。「男の子になりたかった」シリーズ開始です。
こんにちは
カウンセリングサービスの那賀まきです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
歌手の西城秀樹さんが亡くなられました。
ご冥福をお祈りいたします。
西城秀樹さんの死のニュースを聞いて、
わたしはこんなことをつぶやいたようです。
「わたし、子どもの頃、この人みたいになりたかったんだよね。」
それを聞いた夫が
「え?『なりたかった』の?」
と不思議そうな声をあげ、わたしは自分の発言に気がつきました。
そうなんです。
わたし、西城秀樹さんみたいにかっこいい男になりたかったんです。
<あ、わたしも「男」になりたかった~と思ったあなた!わかってくれてありがとう☆>
今日は、わたしがかっこいい男になりたいと感じたルーツの話です。
わたしは、徳島県の農家の跡取り娘として生まれました。
ある日、父が近所のこいのぼりを見て、
「うちにも、こいのぼりあげたかったなぁ」とつぶやいたことがありました。
その言葉を聞いたとき、幼かった私は
「お父さんは、男の子が欲しかったんだ。
女の子のワタシはいらないんだ。」
と思いました。
(注:父はそんなつもりで言ったわけではありません。わたしたちは、子どもの頃、まだ未発達な思考でいろいろな物事を判断します。そして、その思い込みが大人になっても残っていて、様々な問題を起こすのです。)
わたしの実家は田舎なので、正月やお盆、お彼岸などの際には、我が家に親戚一同が集まって、昼頃から夜遅くまで、ご馳走を食べて、お酒を飲んで大騒ぎするのが通例。
そんな場合、祖母や母は台所仕事に追われていました。
一番大きな広間には、親戚家族の代表が集まるので、ほとんどが男性。
台所と広間の間の部屋には、父の妹や親戚のお嫁さんなど女性がおしゃべりに花を咲かせ、子どもたちが遊んでいました。
こんな時、わたしはいつも一番大きな広間で父の横に座っていました。
周りはおっさんばかり(笑)
なぜなら、跡取りだったから・・。
女の子なのに、この場所にいる。
わたしだけがここにいる。
ものすごーく居心地が悪かったんです、本当は。
でも、幼い私は「そんなことを思っちゃダメ!」と感じていました。
だって、わたしは「長男の代わり」なんだから・・と。
長男の代わりなんだから、しっかりしなくては!
長男の代わりなんだから、ガマンしなくては!
そんなふうに感じていたんですね。
本来、長男が座るべき場所なのに、女のわたしが座っている。
この感覚が、「わたしは男ではない」という劣等感を作り出しました。
劣等感を感じれば感じるほど、だから頑張らないと!と感じるようになります。
今の自分はだめだと思うほど、理想を追い求めてる度合が増えます。
そして、わたしの心には「長男たるものかくあるべし!」という「理想の長男像」が生まれました。
強くて優しくてかっこよくて
なんでもできて
家族の誇りで
母や妹を守り
父や祖父を助け
近所の人からも一目置かれる
そんな「跡取り」にならなくては!!と思ったんです。
そんなわたしのあこがれは
父や祖父の好む「時代劇」のヒーロー。
孤独を背負って戦う正義のヒーローである仮面ライダーやウルトラマン。
彼らのように、大切な人を守れる人になりたい!
と思いました。
そんな私が最初に憧れたアイドルが西城秀樹さんだったんです。
歌の振り付けを覚えたり、しぐさをマネしたり・・
そんなことをしているうちにクラスの女子にモテるようにもなったり(苦笑)
今振り返ると、ちょっと変わった女の子だったのかもしれません。
「男の子になりたい」「ヒーローになりたい」
子どもの頃に抱いたこの気持ち。
実は、この後、わたしの「生きづらさ」を生み出す原因の一つになっていきます。
だって、わたしは女ですから・・。
そのあたりの話はまた後日書きたいと思います。
大阪フェスタで講演します~
6/10(日)大阪スペシャルワークショップ
『大丈夫じゃないのに大丈夫と言ってしまうあなたが自分を大切にするためのレッスン』
講師:那賀まき
日時: 2018/6/10(日) 16:00~18:00
会場:江坂・ホテルパークサイド2F
交通:御堂筋線江坂駅1番出口1分
料金:3240円(スペシャルワークショップの他の講座も受講される場合、2講座受講5940円〔540円お得♪〕 3講座受講8640円〔1080円お得♪〕)
>>>お申込みはこちらから<<<
ご冥福をお祈りいたします。
西城秀樹さんの死のニュースを聞いて、
わたしはこんなことをつぶやいたようです。
「わたし、子どもの頃、この人みたいになりたかったんだよね。」
それを聞いた夫が
「え?『なりたかった』の?」
と不思議そうな声をあげ、わたしは自分の発言に気がつきました。
そうなんです。
わたし、西城秀樹さんみたいにかっこいい男になりたかったんです。
<あ、わたしも「男」になりたかった~と思ったあなた!わかってくれてありがとう☆>
今日は、わたしがかっこいい男になりたいと感じたルーツの話です。
わたしは、徳島県の農家の跡取り娘として生まれました。
ある日、父が近所のこいのぼりを見て、
「うちにも、こいのぼりあげたかったなぁ」とつぶやいたことがありました。
その言葉を聞いたとき、幼かった私は
「お父さんは、男の子が欲しかったんだ。
女の子のワタシはいらないんだ。」
と思いました。
(注:父はそんなつもりで言ったわけではありません。わたしたちは、子どもの頃、まだ未発達な思考でいろいろな物事を判断します。そして、その思い込みが大人になっても残っていて、様々な問題を起こすのです。)
わたしの実家は田舎なので、正月やお盆、お彼岸などの際には、我が家に親戚一同が集まって、昼頃から夜遅くまで、ご馳走を食べて、お酒を飲んで大騒ぎするのが通例。
そんな場合、祖母や母は台所仕事に追われていました。
一番大きな広間には、親戚家族の代表が集まるので、ほとんどが男性。
台所と広間の間の部屋には、父の妹や親戚のお嫁さんなど女性がおしゃべりに花を咲かせ、子どもたちが遊んでいました。
こんな時、わたしはいつも一番大きな広間で父の横に座っていました。
周りはおっさんばかり(笑)
なぜなら、跡取りだったから・・。
女の子なのに、この場所にいる。
わたしだけがここにいる。
ものすごーく居心地が悪かったんです、本当は。
でも、幼い私は「そんなことを思っちゃダメ!」と感じていました。
だって、わたしは「長男の代わり」なんだから・・と。
長男の代わりなんだから、しっかりしなくては!
長男の代わりなんだから、ガマンしなくては!
そんなふうに感じていたんですね。
本来、長男が座るべき場所なのに、女のわたしが座っている。
この感覚が、「わたしは男ではない」という劣等感を作り出しました。
劣等感を感じれば感じるほど、だから頑張らないと!と感じるようになります。
今の自分はだめだと思うほど、理想を追い求めてる度合が増えます。
そして、わたしの心には「長男たるものかくあるべし!」という「理想の長男像」が生まれました。
強くて優しくてかっこよくて
なんでもできて
家族の誇りで
母や妹を守り
父や祖父を助け
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そんな「跡取り」にならなくては!!と思ったんです。
そんなわたしのあこがれは
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彼らのように、大切な人を守れる人になりたい!
と思いました。
そんな私が最初に憧れたアイドルが西城秀樹さんだったんです。
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そんなことをしているうちにクラスの女子にモテるようにもなったり(苦笑)
今振り返ると、ちょっと変わった女の子だったのかもしれません。
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だって、わたしは女ですから・・。
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ご利用方法や面談・電話それぞれのメリットについて
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6/10(日)大阪スペシャルワークショップ
『大丈夫じゃないのに大丈夫と言ってしまうあなたが自分を大切にするためのレッスン』
講師:那賀まき
日時: 2018/6/10(日) 16:00~18:00
会場:江坂・ホテルパークサイド2F
交通:御堂筋線江坂駅1番出口1分
料金:3240円(スペシャルワークショップの他の講座も受講される場合、2講座受講5940円〔540円お得♪〕 3講座受講8640円〔1080円お得♪〕)
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