１）「愛される」と思えないから「愛されるためにいい子になる」

愛されるという感覚を十分に感じられないと、愛されるために「いい子」になって「相手のいうことをきく」という心のパターンができることがあります。

すると、恋愛や結婚生活の中でも、パートナーのいうことをきくことが「愛される条件」だと思い、ガマンや犠牲をしてしまうのです。

パートナーや恋人であっても
相手の思いすべてに共感できる、ということはありません。

そんなとき
自分の思いは横に置いて
または
自分の思いを我慢して
相手を優先させるのです。

愛されるため
嫌われないため
ガマンする。

「大丈夫じゃないのに大丈夫！」と言ってしまうのも「ガマン」の一種と言えます。

２）ガマンの限界を超えたらどうなる？

さて、この「ガマン」
毎日、毎日、何か月も何年も続けたら
どんな気持ちになるでしょう？

「もー、いいかげんにして！」
「もう、うんざり」
「もう、むりーーーー」

そんな気持ちにになったり

「どうして、このガマンをわかってくれないのよ」
と悲しくて苛立たしい気持ちになるかもしれませんね。

「ガマン」するのは、
あなたに嫌われたくないからだし
あなたに愛されたいからなのに
どんなに我慢しても
あなたはその気持ちをわかってくれない。。。

そう感じたとき
自分にそんな気持ちを感じさせるパートナーや恋人のことを「愛したい」と思うでしょうか？

それとも
こんなにあなたを優先しているのに
わかってくれない、だなんて・・・！！
あなたってサイテーーー！！
と感じるでしょうか？

多くの場合は後者だと思います。

３）「嫌われたくない」からガマンしたのに、うんざりしちゃったと感じたら・・

ガマンし始めるときは
「嫌われたくないから・・」という理由なのに
ガマンをしすぎると
「ガマン」させる相手のことを嫌いになっちゃう・・
だなんて、変な話かもしれませんが、こういうことって結構あります。

気がつくと、相手を優先してばかりで
「こんなにやってるのに、どうして？」
と思うことが多いなぁ・・と感じたら
一度、そのやり方を見直してみるときなのかもしれません。

もしよかったらこんな問いかけをしてみてください。

どうして、がまんしちゃうんだろう？
相手より自分を優先させたらどうなると思っているんだろう？

この問いかけをすることで、
オートマチックになっていた「ガマン」について立ち止まって考えることができます。

もしかしたら、自分でも意外な答えがでてくるかもしれませんよ。

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