こんにちは
発達障がい児の子育てがラクになるカウンセリングを大阪・江坂で提供中
カウンセリングサービスの那賀(なか)まきです。

ご訪問、ありがとうございます。

新型コロナの治療にあたっている医療関係者の声を目にする機会が増え、重篤な患者さんがあれよあれよという間に死に至るという話も耳にしました。

命を助けたくて、医療に携わっているのに、あっけなく失われる命を目の前にするのは、どれだけ悔しいことだろう・・と思います。

そんな話を聞き、わたしは、わたしの曾祖母のことを思い出しました。

わたしが20歳の時に亡くなった曾祖母は、明治生まれ。農家に嫁ぎ、4人の子を授かり、当時の普通の生活を営んでいた、昭和の初め、村を襲った「はやり病(やまい)」のため、あっという間に姑、舅、夫を失い、幼子4人を抱え一人だけ助かったそうです。(どんな病気が流行したのかまでは聞いていないのでわからないのですが・・)

大事な家族が、あれよあれよという間に目の前で亡くなる姿に曾祖母は泣くこともできなかったと話してくれました。

自分の無力さを呪い、天を呪い、不安と悲しみの中で途方に暮れる曾祖母に生きる力を与えたのは、我が子への思いだったのでしょう。

何があっても子どもたちだけは守らねばと思ったとも語ってくれました。

愛する人を失う・・だなんて想像するだけでも胸が張り裂けそうになります。
その悲しみや痛みや無念はどれほど大きいことでしょう。

今、医療の最前線で治療にあたって下さている方、
不運にも感染した家族があっという間になくなる経験をされた方、

きっと同じように大きな痛みをを感じておられるのではないでしょうか?

そして、その痛みを抱えつつ、必死で前を向き、できる限りのことをしていらっしゃるのだと思うのです。

ただただ、頭が下がるばかりです。


そして、思うのです。
わたしたち一人一人が、愛する誰かを守るために、今自分にできることする。
それが大事だ、と。

曾祖母が我が子を助けたいという思いで、悲しみから抜け出したように、自分にとって大切な人を守りたいという思いはとても強い原動力になります。

3密を避けて、マスク、手洗い、うがい。

それだけで、助かる命が増える、と言われています。

まさか、こんなに長期にわたって、異常事態が続くなんて思っていなくて、連日の報道や今までと違う生活に疲れを感じたりもするけれど、わたしも感染拡大を防ぐために自分にできることはやろう!と改めて思います。

一緒にがんばりましょ!